おじさんは反抗期

見た目はおじさん、頭脳は子ども

【グルメ】青森でのっけ丼とシャガール「バレエ『アレコ』の背景画【芸術】


嫁ちゃんが「シャガールを観に青森へ行く!」と言い出したので、ぼくもついて行った話の続き

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仕事が終わってから大阪伊丹空港で一泊しました

京都から伊丹空港まで2時間弱って、けっこうつらい距離です

空港行きのモノレールに乗りながら「空港の近くに住んでいたら、気楽に旅行ができそう」とうらやましく思いました

大阪から青森まで、飛行機でおよそ1時間

青森空港からバスでJR青森駅前までおよそ45分

海鮮のっけ丼⁉

駅前から徒歩で「青森魚菜センター」へ

受付でチケットを買って、まずはご飯を購入

市場を周って、好きな魚介類をトッピングしていきます

チケット2,000円分で予想以上にたくさんトッピングすることができましたー

京都市内でお刺身を食べると、どうしても臭みがあります

その臭みがないだけでも、けっこう美味しい!

エビとホタテが大きくてプリプリ、感動!

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バスに揺られて「青森県立美術館」へ

今回の旅行の最大の目的、シャガール!

来年の3月までシャガールが描いたバレエ『アレコ』の背景画全4作品がすべてそろっています

青森県立美術館にはバレエ『アレコ』の背景画3枚が常設展示されています

残りの一枚はアメリカのフィラデルフィア美術館が所有しているのですが、現在フィラデルフィア美術館が改装中とのことで、青森県立美術館に貸し出されています

そういうわけで、今だけ全4枚がそろっているんです!

マルク・シャガール バレエ『アレコ』のための背景画 1942年 第1幕 《月光のアレコとゼンフィラ》
第2幕 《カーニヴァル》

フィラデルフィア美術館から借りている作品 ↓

第3幕 《ある夏の午後の麦畑》
第4幕 《サンクトペテルブルクの幻想》

シャガールとは

マルク・シャガール(1887年7月17日~1985年3月28日)はロシア(現ベラルーシ)に生まれました
その後、フランスに渡って絵を描きましたが、ナチス・ドイツの迫害から逃れるためにアメリカへ移住しました
妻ベラ・ローゼンフェルトを一途に愛し、妻や結婚をテーマに多くの作品を描いたことで「愛の画家」と呼ばれています

バレエ『アレコ』のための背景画

アメリカへ移住してから「バレエ『アレコ』で背景画が必要だから、描いてくれねえかな?バレエは4幕構成だから4枚な。時間がないから1か月で頼むわ」って感じで受けた仕事のようです

縦9メートル、横15メートルの布に描かれていますが「こんなでかい絵を4枚、1か月で?」と芸術と家計を天秤に乗せることの矛盾にシャガール同様、ぼくも頭をかかえながら眺めていました・・・

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青森県立美術館はシャガールだけではありません!

次回は、棟方志功と奈良美智をご紹介したいと思います、乞うご期待!

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