今回は「水作り」の続き、「PSB」についてです。
PSBとはphotosynthetic bacteria(ホトシンセシス バクテリア)光合成細菌のことを言います。
ん~、なんだかむずかしそう・・・
でも、だいじょうぶ!「PSB」とか「バクテリア」と覚えておきましょう。
販売されているPSBは、光合成(こうごうせい)に有機物を利用する「紅色非硫黄細菌(Purple Non Sulfur Bacteria)」のことを言います。
理科の授業みたい💦
PSBの役割は・・・
1. 水質浄化
水槽には食べ残したエサやフン、枯れた水草などのゴミが発生してしまいます。これらのゴミを放置しておくと硫化水素(アンモニア)などの有害有機物が発生し、水が汚れて酸素のない状態となります。PSBは、水中に溶け込んだこの有害有機物を分解してくれます
2. 病気の予防
メダカの免疫力を高めます
3. メダカが産む卵が増えます
4. 色上げ効果
PSBにはカロチノイド系色素が多く含まれているため、赤色をしています。この赤色がメダカの体色にも影響を与え、成長するにつれメダカを美しくします。
PSBもいろいろなメーカーや養殖業者さんが作っています。
値段もピンキリです。マニアのなかには、自作培養しておられる人もおられます。
PSBは毎日、少しずつ加えることがコツとなります。
たくさん使うものなので、高価なモノよりも、安いモノでよいので大丈夫です。
ぼくの場合は、「カルキ抜き剤」と同じようにホームセンター「コーナン」で販売されているものを使っています。
注意)PSBは硫黄のようなきついニオイがします。屋内飼育では特に部屋にこぼさないように注意しましょう ☠
これで、とりあえずメダカを迎える準備は、一応?できました。
が「あわてない、あわてない、ひと休みひと休み」←これ知っている人は50代前後かな Ω\ζ°)チーン
PSBを加えてから、何もせずに1週間~2週間待ちます!
水質が安定には、時間がかかるから~、デデン!
そんなの待てないよー、という声がたくさん聞こえてきそう・・・💦
でも、メダカちゃんがすぐに★(←メダカ業界の隠語で、天国に逝くこと)になるのはどんな気持ち?
もし、お子さんが「ペットを飼いたい」と言い始めたら・・・
「いまから、ノート一冊あげるから、2週間かけてメダカ(カブトムシやハムスター、ネコでも犬でも)について調べなさい」と伝えましょう。
調べる気がない様子なら、ペットを飼うのはやめておきましょう。
ほんとに飼いたいのであれば、がんばって調べると思います。調べるなかで、ペットを飼うにはお金がかかること、ペットを飼うためにはいろいろな世話をしなければならないこと、ペットは必ず死んでしまうことを理解すると思います。人にもペットにも花にも、替えがたい「命」があることを学ぶチャンスです。
お子さんに覚悟ができたら、家族会議を開いて、飼う方向で話をすすめてもいいかもしれません。
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